復権へ向けての第1陣
三菱コルトプラス

車名 三菱コルトプラス
型式 Z23・Z24・Z27
値段 134.8万円〜184.2万円
駆動方式 FF、4WD
ミッション CVT
エンジン形式 4A91:105ps/6000rpm 14.4s/4000rpm
試乗車 スポーツ-X
 三菱ふそうのリコール隠しから引き起こされた死傷事件、そして三菱自動車本体も同じく、リコール隠しの体質が暴露されました。その影響は風評的な影響も含め、前年比50パーセント(つまり半分)という販売台数まで発展しました。
 その三菱が再興を期する第一弾がこのコルトプラスです。実際コルトはコンパクトカーの中でも走り、質感、どちらにおいてもライバルがキューブやフィットという激戦区の中でもトップであると思います。その派生車種の性能やいかに。
競合車 フィット、モビリオ、イスト、ファンカーゴ、デミオ、キューブ
スタイリング ★★☆☆☆
 三菱デザイン最大の癌と言われたブーレイ顔。まぁ正直自分は大嫌いでした。根本的にとってつけたようなファミリーフェイスが嫌いなのですが、その中でもこのブーレイ顔は特に嫌いでした。しかも基本的に攻撃的な顔になるデザイン、それをファミリーカーたるコルトに付けたって、違和感しかありませんでした。

 さて、今回ブーレイ顔を排除してきたコルトプラス、しかし今度は無理矢理つけた普通風のグリルがそこに。

ブーレイ顔じゃなくなりました


 う〜〜む・・・これならいっそグリルレスの方が格好良いんじゃないか・・・んで三菱エンブレムちょっと大きめにして・・・


グリル消してエンブレムを大きく。

 こっちの方がシャープなヘッドライトが際だってイイと思うけどねぇ・・・

 リアに関してはフロントとのバランスの差がなんともいかんしがたい部分はありますが、遠目に見てもコルトプラスと解る割に嫌みが無く、まとまっていると言えばまとまっているかも。
エンジン、ミッション ★★★★☆
 いや、やっぱコルトはコンパクトで一番乗り味、イイです。1500ccのトルクあるエンジンにCVTはなかなかイイ感じにマッチしていて街乗りにおいてまさに快適の一言。
 フィーリングもエンジンパワーが控えめな事もあってCVTにありがちな通常AT等よりもワンテンポ遅れる感じもなく、扱いやすいです。


サイドのフォルムはコルトよりなめらかになってますね〜

足廻り ★★★★☆
 これもコンパクトカーとして全く良くできていると思います。柔らかめではありますが、無駄なロールをしない、そんな感じですね。
 ブレーキも軽四等にありがちなフィーリングユルユルブレーキと違い、踏み込んだ感じがそのまま制動力になる(まぁ本来当たり前のはずなんだけど)フィーリングです。ブレーキの効きが弱く、ズルズルと進むような挙動もないですね。

 ハンドリングはスッと切っただけ綺麗に曲がる、という非常に気持ちの良いハンドリング。ぐにゃぐにゃのフィーリングではなく、柔らかいのだけどちゃんと芯が通っている感じです。

ちょっと浮いてるリアビュー。

インテリア ★★★★★

 スポーツという名のグレードなだけあってメーターもちょっとスポーティに赤色だったりします。その質感も結構良いです。
 その他部品の質感もカッチリ作ってあり、これもコンパクトクラスではトップではないか、と思います。ハンドルのデザインも格好イイし、エアコン吹き出し口等もいちいち凝っています。


質感は非常にいいです。


 そしてコルトプラスの専用装備、電動リアゲートハッチ。キーに付いているボタン一つでリアゲートがウィィィ・・・と動き、オープン。あ、コレはなかなか便利。コンパクトにこれ、多分世界初でしょう。雨の日の買い物などに結構重宝しそうですねぇ〜走ってきてキーロック解除と同時にリアゲートハッチオープンにすれば荷物はハッチに押し込みクローズボタンを押してそのまま運転席へ飛び込って感じで。
総評 ★★★★☆
 んってかイイです、コルトプラス。

 街乗りプラスアルファ的な使い方として、これほど実用的でバランスの良いクルマは他に見あたりません。ランクス/アレックスやアクセラ等よりもワンサイズ小さめでさらに電動テールゲートなどの実用に効果のある装備を充実させているというコルトプラス、道具としてみた場合、これはかなりイイと思います。

 かといって快適性一辺倒ではなく、走りも基本がしっかり出来ているので長距離や高速は向かないでしょうが、街乗りでは気持ちよく走ってくれます。

 ちなみに「ラリーアート」仕様もあり、こちらは1500ccターボ搭載、147馬力になりますが、ちょっとこちらはコルトプラスというクルマのキャラにはちとやりすぎかな、と思う部分もありますねぇ・・・でもブレーキ強化とかもキッチリやってあるし、真面目っちゃあ真面目ではあるんですが。
 しかしこのラリーアート仕様にもMTは無し・・・おいおい、それって暴走脳内オコチャマ用車両ですか?と問いたくなります。正直ノーマル仕様にもMT載っけても十分気持ちの良いクルマだと思うんだけどなぁ・・・欧州仕様にはあるんだよな、MTが・・・受注生産でいいんだからMTの選択肢を是非。
































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